27年前、広島で独立開業した当時、最初に訓練犬としてご依頼をうけた犬、
アリス フォン サヌキカワベ (三宅 義明様)
当時は仕事も少なく、何とか結果を出したいとガムシャラに訓練したことを覚えています。
その甲斐あって、日本訓練チャンピオン第三位に入賞することができて、
ほんの少しこの土地で認めていただけたように感じました。
私にとっては本当に大切な子です。
そのアリスに同年日本一に輝いたアルフを配してできたのが、
ドルータ フォン アキリューオーシャです。
クランツK.Y.犬舎(上田 清様)の基礎となった子です。
そのドルータに、世界訓練ジーガーのオリーを配して出来たのがドンナです。
そのドンナに当時ブイブイいわせていたカッソを配して出来たのがゲルタです。
そのゲルタに、日本一を獲得したダニエルを配して出来たのがナンナです。
アリスから数えて5代、その時々最高と思われる牡犬を配し、
それぞれの子が皆、当時の私にとって最高の結果と思い出を残してくれました。
私の広島での訓練士としての歴史そのものです。
ナンナは異父姉妹のメイとは、タイプは違いますが
追求権として、本当に良いものを持って子だと思います。
数少ないドロレスの孫、ダニエルの直仔でもあり、
次の世代に残していかなければならない貴重な血液だと思います。